注目を集めるeSportの世界

2017年に、それまで「electronic sports」の通称として呼ばれていた言葉が、“コンピュータゲーム(ビデオゲーム)をスポーツ・競技として捉える際の名称”として、「esports(イースポーツ)」という表記が正式に決定されました。

 日本では“スポーツ”というと体を動かす「運動」に直結しますが、欧米では「スポーツ=競技」という広義的な解釈があり、1990年代から世界規模のビデオゲーム大会が開催されてきました。

 近年、日本国内でもeスポーツは急激な広がりを見せ、マスコミからも注目される新ジャンルのエンターテイメントとなっております。これはプレーをする競技者だけでなく、観戦や応援を楽しむことができる、まさにスポーツとしての娯楽となっていることも発展の大きな要素となっているのではないでしょうか。
 さらには、日本各地でプロプレーヤー、プロチームが発足し、企業、行政、教育機関までもが競技者の支援・育成に乗り出しています。

 世界的に見ると、発展途上にある日本のeスポーツシーンですが、年齢や性別を問わず、また体に障がいのある方も、同じフィールドで競うことのできる新たな競技に、多くの業界からの注目度が高まり続けています。